2012年3月1日木曜日

あの日どこ行ったっけ?がわかるライフログサービスたち

こんにちは、picacchです。
今日は、前回のChieちゃんの「自分の行動ログを振り返ってみた。」に引き続き、最近良く耳にするライフログに関するネタです。

ライフログと一言でいってもいろんなモノがあります。
要は人生の記録なので、日記や家計簿ももちろんそうですし、ジオガールズブログの読者の皆さんならよく使っているであろうFoursquareやFacebook、Twitterも使い方によっては立派なライフログですね。
今回は、特に「Where = どこに行ったか」を記録したり加工したりできる2つのiPhoneアプリ&サービスを紹介します。



■ 自動で毎日の移動を記録してくれる「Google Latitude」
Google Latitudeというと、位置情報を家族や友人と共有するサービスというイメージがあると思いますが、実は移動記録をバックエンドでずっと記録してくれます。
そのためには、Google Latitudeアプリをインストールして、設定画面で現在地の送信方法を「現在地を自動検出」に、オプションのバックグラウンド更新をオンにしておく必要があります。(ちなみにGoogle Latitude上で友達がいる方は、友達ごとに「現在地を非表示」設定しておかないと、自分が今どこにいるのかバレちゃうので公開したくない場合はご注意。)


これだけで毎日毎日の移動を自動的に記録してくれます。
移動記録は、iPhoneアプリからは見ることができず、PCからGoogle Latitudeにアクセスして確認できます。



1日単位で移動軌跡を地図上に表示してくれるので、あの日どんな行動をしてたのか一目瞭然です。
ちなみに測位はGPSではなくて3Gの基地局から推測しているものなので精度は高くないですが、1日の行動の概要を知るには充分な精度です。


■ FoursquareやFacebookなど位置情報を組み合わせて1日の移動記録をつくる「Tripmeter」
Tripmeterは、「1日の移動をマップにまとめよう!」がコンセプトのiPhoneアプリ&Webサービス。


Google Latitudeが自動的に記録してくれるのとは対照的に、こちらは手動で各サービスでチェックイン、さらにそれを手動で組み合わせて1日ごとの移動記録を作るものです。
Google Latitudeの記録はとても生々しいので(全行動がバレる)とても公開しようとは思いませんが、Tripmeterは自分が公開したい場所だけピックアップして記録を作れるので、旅の記録など人に見せたい1日を作るときに適しています。

iPhoneアプリはとても使いやすく、簡単にある日のマップを作れます。
まずは連携サービス(Facebook、Foursquare、Twitter、Instagram)を設定します。
マイマップのマップを作成画面で過去30日間からマップを作りたい日を選択すると自動的にその日のチェックイン情報などを読み込んでくれます。


個別に非表示にしたいものを選択することもできます。
よく出来ているなーと思ったのが、ポイントごとに公開する位置の精度を「実際の場所」「小さな円」「大きな円」という3段階で設定できる配慮がされている点です。


自宅や友人の家などポイントとしては公開したいけど、詳細な場所は知られたくないというニーズにしっかり対応しているなと感じました。

作成した1日の記録は、FacebookやTwitterに公開でき、またブログに貼り付けることも可能です。




■ まとめ
ライフログはその人の行動履歴がわかってしまうため、サービスを提供する側も自分自身も十分に気をつけて扱わないといけないデータです。
でも、過去の自分を知ることは、未来の自分にとってとても有益なことだと思いますし、何よりも記録を振り返るのは面白いです。
あー、自分ってこんな生活、生き方をしているんだなというのがよくわかるので。
目的に合わせて、自動記録or手動記録、位置精度の高いor低い、公開or非公開などをうまく組み合わせることで、まだまだ面白いことがたくさんできそうな分野だと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿