こんにちは。Chieです。
最近、よく耳にする会話。
「自分の行動ログって、溜めるのはいいけど、振り返ることある?」
自分はどうかといえば、、、
写真は撮りっぱなし。
チェックインのログは溜めっぱなし。
それなのに、いつも電池の残量を気にしながら、「記録」をし続ける。
そこでせっかくなので、膨大で断片的な「自分の行動の記録」を振り返る方法について、思いつくものをいくつか試してみました。
■foursquareのチェックイン履歴を地図で見る
習慣となっている、foursquareでのチェックイン。
自分の行動範囲をひとめで地図に表示してくれるのが、チェックイン履歴のKMLでのフィードです。
PC版のfoursquareにログインし、履歴の「すべてを見る」を選択。
ページの一番下にオレンジ色のフィードボタンがあるので、そちらを押します。
次の「feeds.foursquare」のページで、チェックイン履歴のプライベートフィードが表示されます。
「in KML」のURLをコピーして、Googleマップの検索窓にいれて検索ボタンを押すと、地図にチェックイン履歴が表示されます。
地図で見ると、自分の行動範囲が俯瞰的にわかりますね。
平日は職場のある六本木界隈をうろうろ。週末は目的優先で、中野、代官山、羽田空港など、都内をけっこう移動しています。
お手軽にフィードでき、表示件数もデフォルトの25件から変更することもできます。「in KML」のURLの末尾に続けて「?count=100」といれると、100件表示されます。
試しに過去400件分を表示してみると、、、
国内のチェックインばかりですが、こう見るといろいろ行ってるんですね!
ここで何見たんだろう。名物食べたなぁ、など、楽しかった出来事も自然と思い起こされます。海外でももっとチェックインして置けばよかったなぁと思ってしまいました。
表示したいチェックイン期間やスポットのジャンルを絞れても面白そうですね。私の場合、ハンバーガーの食べ歩きが好きなので、全国で食べ歩いたハンバーガー店だけを一覧できると、チェックインがスタンプカードのような意味合いを持ち、ログを溜める楽しみが増えそうです。
ちなみに、foursquareサイトにも注意書きにもありますが、プライベートフィードは個人的な利用のみにとどめて、うっかり公開しないように注意しましょう!
■ロケタッチが提供する「ライフログビューワー」と「ロケタッチガイド」
ロケタッチが2011年12月に実装したライフログビューワー機能。
カレンダーやリストで、ライフログとして自分のタッチ履歴を一覧できます。
カレンダーをめくりながら、時系列でどこに行ったか振り返ることができます。カレンダーにスポットのジャンルが表示されるので、カテゴリがわかりやすいですね。
他にもリスト表示や、投稿した写真のアルバムといった機能もあります。タッチの前後関係が一目瞭然なので、いつ、何をしたか、簡単に思い出せます。foursquare同様、Googleマップに地図表示することもできます。
タッチ履歴は点の集まりですが、それを自分自身で編集して、ストーリー性を持たせる。
その点でロケタッチは、他のチェックイン系サービスに比べ、ライフログの活用を意識されています。
例えば、livedoor blogへの貼り付け。
タッチ履歴をタイムラインまたはスポットを選択してブログ記事に反映できます。
・タイムラインの場合
・スポットの場合
また、撮り溜めた写真を最大限に魅力的に活用するなら、ロケタッチガイドでも簡単に旅の振り返りができます。自分でテーマを決めてガイドブックを作れるスポットまとめサービスです。
STEP1:スポット検索をし、
STEP2:自分が撮った写真を選び追加。
STEP3:そして、オススメのポイントをコメントする。
この3ステップの一連の操作で、1つのガイドに最大10個のスポットが登録できます。
ロケタッチガイドは過去のログと直接結びついていないので、あらためて登録する必要はあります。ただ、使い方がとてもシンプルで、ナビゲーションに従うだけで、見た目がきれいなガイドブックができあがります。写真をうまく活用したスポットまとめの中では、簡単で使いやすいですね。
■まとめ
今回、自分の数年間溜めてきた行動ログを振り返って思ったことは3つ。
・自分が記録してきた一連の情報は、行動のかけらに過ぎない。
・整理しようとしても、目的が明確で、それにあった結びつきができないと、単に眺めて終わってしまう。
・行動の点と点を結ぶことに意味、すなわちストーリーを持たせられることが大事。
「チェックインしました」
「誰と一緒にどこにいます」
「○○を食べました」
「写真を撮る」
「写真を投稿する」
現在、行動ログを取得できるサービスが提供している機能は、ログの一覧性を追及したものです。実際にその機能を使って記録を一覧してみても、点が集合値になっただけで、ストーリー性は見えてきません。振り返りをするなら、点と点を結ぶことによって、そのとき感じた喜びや驚きも一緒に再現してみたいですよね。
そこにこそ、「良かった!また行ってみようかな」「友だちに紹介しよう」という、次の行動が生まれる気がします。
最近では、そういったストーリー性を意識したサービスも登場しています。代表的なものでは、以前ジオガールズブログでpicacchが紹介したFacebookのタイムライン。他にも位置情報と連動した日記アプリ(Pathなど)もでてきています。
・人生のストーリーを地図に!まったく新しいFacebookタイムラインの地図機能
各サービスで取得され続ける断片的な行動の記録。それをどういった形で新たなサービスに活用できるのか。
これから誕生してくるサービスにも注目し、ぜひ利用してみたいと思います。
Written by Chie (@crispytaffy)
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