2012年9月10日月曜日

State Of The Map 2012開催!高尾山マッピングパーティーに参加しました

こんにちは。Chieです。

毎年行われるOpenStreetMap(SotM)(OSM)の国際イベント「State Of The Map」。第6回となる今年は日本で開催されました。
SotMについて(公式サイトより)

9月6日(木)~8日(土)の3日間、都内でさまざまなプログラムが組まれていました。
そして9日(日)には「高尾山マッピングパーティー(Mapping Party in Mt. TAKAO)」という企画も。面白そうなので、参加してきました!


当日のプログラムは2つ。

ジオキャッシング(Geocaching)しながら高尾山山頂を目指すプログラムと、10月8日までオープンしている夏季限定の高尾山ビアマウントでの飲み放題・食べ放題のビアガーデンパーティー。

ジオキャッシングは以前ブログでも紹介した、GPSを使った宝探しです。
・2012年6月29日金曜日 これはハマる!はじめてのジオキャッシング

手持ちのiPhoneやAndroidなどにアプリをインストールすれば、世界中どこでも気軽に楽しめます。今回のイベントのために、オリジナルのキャッシュも仕掛けたとのこと。参加してみたかったのですが、早起きできず。。。ビアガーデンパーティーに参加しました。

11時半の待ち合わせ時間ぴったりに高尾山口駅に到着したところ、それらしきメンバーの姿は見えず。「ケーブルカー上ってすぐのところです」との連絡を受け、まずは乗り場に向かいました。人の流れについていくと、すぐ清滝駅に到着。



天気も良かったので、リフトをチョイス。
途中少し風が吹いてスリリングでしたが、気持ち良い空中散歩を満喫。これだけで来たかいがある!


リフトを降りると、きれいな景色が広がります。武蔵野台地と関東平野、みなとみらい方面まで見渡せます。いい気分!


うっすらスカイツリーも見えます。


ビアマウントの開場まで1時間くらいあったので、山頂方面に向かってみることにしました。
途中でビアガーデンパーティーから参加するメンバーと無事合流。ジオキャッシングを終えて山頂から降りてくる他メンバーとすれ違うことを期待しながら、山王院まで行くことに。


State Of The Mapは国際カンファレンスということもあり、世界各国からの参加者がいました。今回最大のチームで参加していたのはドイツです。私が合流したのもドイツ人のメンバーでした。山王院にあるさまざまな像や御堂を散策しながら、参拝について解説や、ドイツ文化の話を聞いたり。





本殿で山頂から降りてきたメンバーとも会えたので、みんなでビアマウントに向かいます。
(山頂はまたの機会ということで。。。)

総勢27名。13時オープンのビアマウントにギリギリ満席前に入場することができました。2時間たっぷり、ビールと食事と、そしてジオトークを満喫しました!



高尾山からの景色もあらためて堪能。


高尾山ビアマウントは食べ物の種類が豊富でした。
もちろん、スイーツも充実!


2時間はあっという間。
マッピングの話やドイツのスマホ事情やビールのこと、他の国から見た女子会へのご意見などなど、さまざまな分野での情報交換ができました。しかも、ほとんど英語でのコミュニケーション。頭をリフレッシュできました!

最後はOpenStreetMap Japanの古橋さんの発声に合わせて、ピシッと一本締めでお開き。


学生スタッフとして参加したメンバーもいい笑顔。


今回は高尾山マッピングパーティーのみの参加でしたが、世界中の地図&ジオメディアなみなさんとの交流ができて、貴重な経験になりました。
運営スタッフのみなさま本当にお疲れ様でした!


■おまけ

ちなみに。。。

ジオガールズっぽいこともしていました。
マッパーのみなさまには及びませんが、「僕の来た道」でログをとってみました!


11:23に高尾山口駅に着いてから、16:28に高尾山口駅を出発するまでの間のログがこちらです。
Evernoteに保存した履歴なので見づらいですが、下から上に新しくなります。

09/09 16:28 高尾山口エリアに入りました。
09/09 16:28 東京都八王子市に01時間12分滞在しました。
09/09 15:08 東京都八王子市に38分滞在しました。
09/09 14:20 東京都八王子市に13分滞在しました。
09/09 14:06 東京都八王子市に17分滞在しました。
09/09 13:49 東京都八王子市に10分滞在しました。
09/09 13:33 東京都に入りました。
09/09 13:24 神奈川県に入りました。
09/09 13:02 高尾山エリアに23分滞在しました。
09/09 12:39 高尾山エリアに入りました。
09/09 12:33 東京都に入りました。
09/09 12:33 相原エリアに13分滞在しました。
09/09 12:20 神奈川県に入りました。
09/09 12:20 相原エリアに入りました。
09/09 12:20 東京都八王子市に18分滞在しました。
09/09 11:56 高尾山口エリアに33分滞在しました。
09/09 11:23 高尾山口エリアに入りました。

ずっと高尾山にいたのに、ところどころ神奈川県に入ってます。
高尾山の登山道は東京都八王子市にあるので、GPSの精度の問題ですね。

今回アプリを使ってみて感じたのは、長距離移動だと自分の移動ルートが線状に可視化されて楽しいということ。移動したことそのものに達成感を感じました。ジョギングルートを記録するのと同じ気持ちかも?
あとはGPSの精度がもっとよくなることに期待!


Written by Chie (@crispytaffy)

2012年8月10日金曜日

近所の小さなお店に投資できる「smallknot」で自分の地域を育てていく


こんにちは、 @picacch です。
今日は、TeckDollさんの記事で最近知った「Smallknot」というWebサービスから、自分たちの手で地域を育てていくことについて考えたいと思います。




近所の小さなお店に投資する

自分の家の近所にあるカフェ、レストラン、地元スーパー、美容院、ヨガ教室などのお店や企業。
「Smallknot」は、それらの小さな企業に対して、直接お金を支援することができるサービスです。
去年の10月にローンチしたサービスだそうで、今はニューヨークのブルックリンなどの企業が参加しています。




クラウドファンディングのローカル版

最近、ネットを通じて不特定多数の人から資金を集めるクラウドファンディングが定着しつつあります。
日本だと「READYFOR」や「CAMPFIRE」が有名ですかね。
それらのサービスを実際に使って、何かを実現したい人たちが自分のしたいことをプレゼンテーションして、多くの支援金を集めています。

「Smallknot」は、そういったクラウドファンディングの地元限定版といった感じで、自分の身近な地域にあるお店を支援することをコンセプトにしています。
クラウドファンディングによって、遠くの誰か知らない人のプロジェクトを支援することが可能になりました。
でも実はすぐ近くのあのお店、あの人にお金を届けるという形の支援もなかなかできそうでできていないことですよね。




自分たちの地域は自分たちで育てていく

私が「Smallknot」をいいなと感じたのは、身近なお店を支援することで、結果的に地域全体を育てていくことに繋がると思ったからです。

例えば「無線LANを導入したい」というお店があるとします。
私としては、近所に無線LANを使って仕事をできる拠点が増えるので嬉しいので支援します。

また「ヨガ教室を開きたい」という人がいるとします。
私としては、近所にヨガをできる場所がオープンするのは嬉しいので支援します。

シャッター通りになってしまった地元商店街に活気を取り戻すために「カフェを開きたい」という人がいるとします。
私としては、近所の商店街の開いているお店が増えれば便利だし楽しいので支援します。



そんなふうにして自分が少し支援することで、そのお店や企業からはRewards(お礼)としてグッズやサービスがもらえます。
そしてそういう小さな支援を積み重ねていけば、結果として自分の住んでいる地域をどんどん住みやすい場所にしていくことができます。


地域を育てる繋がりをつくる

たまたま近くに住んでいる、近くで働いている、それってすごく重要で、もっとそれをキーに人とお店、人と人とを繋げられると思います。
そういう繋がりが地域を育てていく種になるのかなと。



その繋がりをつくる仕組みとして、ネットや位置情報系の技術はまだまだ力を発揮できるのかなと。
この「Smallknot」は、そういう点ですごく面白いなと思いました。
(もう少しローカルな繋がりを生む何か新しい仕掛けが欲しいところですが。)

日本でも、というか日本の地方でもこういうサービスが普通に使われるようになるといいなと思います。






2012年8月6日月曜日

【男性必見】ジオガールズに新しいメンバー(20代)が増えたよ!


こんにちは。@grabbit88 です!

なんと!私たちジオガールズに新しい仲間が増えました。
さっそく、新しいメンバーと六本木某所にてランチしてきたよ。

ジオガールズ代表のChie氏と新メンバー


新メンバー微笑む!


新メンバー正面から!


やー、かわいい!20代です!
私たちジオガールズもガールズと名乗っていいのかわからないお年頃になっていたので、
20代新メンバーの加入は大きいのです!
平均年齢でなんとか「ガールズ」って言えるよ、お母さーん!
これで、いつも「ジオガールズはなぁー。年齢がなぁー。」と言っておられた、Y社のM田さんを唸らせることができるんじゃないかと!

近いうちにブログ書いてもらうので、詳細はこうご期待!

ジオ男子の諸君へ
もっかい言うけど、かわいいよ!


ではでは。

2012年7月27日金曜日

いま話題のiPhoneアプリ「僕の来た道」を使ってみたぜよ!

お久しぶりです。@grabbit88 です!

さてさて、皆さん。
業界の話題を独占している、iPhoneアプリ「僕の来た道」はもうお使いですか?
今日は私が実際に使ってきたレポートしますね。

では、早速レポート開始


起動するとこんな画面が表示されます。ステキな起動画面!
左:起動画面 右:ホーム画面


今いる位置で赤マルのアイコンをタップすると投稿できます。
左:ホーム画面 右:投稿画面


エリアだけでなく任意の施設を投稿することも、もちろん可能。
周辺施設一覧画面


上の赤い枠にメモを入れることもできる!

メモすると下の赤い枠のように内容が反映されるよ。スワイプするとメモを削除できる。
左:メモを反映した画面 右:スワイプしてメモを削除


投稿したエリアをタップすると詳細な地図が表示される。
クリアな地図はさすがYahoo!クオリティ。
詳細な地図


設定機能は、ソーシャル連携、Evernote連携、バッテリー低下時などができる。
常に位置情報を取得するからバッテリー関連の設定はありがたい。
つぶやき文言も変更できるからおなじみの「○○なう」にもできますね。
設定画面


おもしろいのは、他の位置情報系サービスの投稿も拾ってきてくれるところ。
下の例は4sq(フォースクエア)で投稿した内容が反映されている画面。
他にもロケタッチのデータも拾ってきてくれる。
左:フォースクエアのデータ表示画面 右:フォースクエアでチェックインした画面

保存したライフログを後で振り返ることもできるよ。
一日何キロ移動したかわかるのは楽しい!
左:その日の履歴 右:履歴一覧


履歴の右上の地図をタップすると、その日に移動したルートが表示されるよ。
下の例はルート上のその日に投稿した位置のピンをタップした画面。
ルート地図画面


その日のライフログをEvernoteにも保存できる!これはステキな機能!
Evernoteが日記になるね。


リリース後、いろんなメディアに掲載されていました!さすが!

ジオのみんなが愛するLatLongLabのリリース記事

なんと、読売新聞にも!(さすがYahoo! Japan)

著名ブログでも紹介されてるよ!

つまりですね。みんながLatLongLab(Yahoo! Japan)から出たライフログアプリが気になってしょうがないわけですよ!私もその一人ですけど。


要望

ちらほら出ていると思うけど、写真をアップしたい。
店舗のべニューが少ないから他のチェックインを使ってしまった。ここは充実させて欲しいな。
あとは、やっぱりライフログを貯めたらPCで見たいなー。もちろん、公開/非公開の設定は欲しい。
Evernoteへの同期の方法など、若干わかりにくいところがあるからチュートリアル入れると初心者にもやさしいかも。


アプリの紹介

僕の来た道
開発:Yahoo Japan Corp.
価格:無料
AppStore


おまけ

LatLongLabから数多くのサービスがローンチされていますが、最近、私が注目しているのが、iPhoneアプリ「シャカ地図」です。
このアプリ、なんとシャカシャカ振らないと地図が見れないのです!
なんて斬新な!なんて奇抜な!これぞ皆が愛するLatLongLab!
このアプリに興味がある方は、@ninochi に聞いてみて!
きっといろいろ教えてくれるはず!


ではでは。

2012年7月23日月曜日

多摩美オープンキャンパスで出会ったジオな展示を紹介!

こんにちは。Chieです。

今週末は多摩美術大学オープンキャンパスを訪問してきました!
開放的なキャンパスとシンボリックな建造物にもすっかり魅了されました。

さて、今回のブログでは、数ある学生の作品展示の中から、ジオ関連のものをいくつかご紹介します。

■キャンパス内の放射線量を地図に
情報デザイン学科メディア芸術コースの展示では、八王子キャンパス内の放射線量を測定して作成した地図が展示されていました。その名も「みんなで作ろう放射線MAP」。


地図の横には、ポケットガイガー通称ポケガを使って測定結果をシールに記入、地図への貼り方を説明してあります。すぐ下に、よく見ると、、、「フェルトの作り方」?


地図上の校舎はすべて手作りのフェルトでできているそうです。とってもカラフルで、リアルな配置なのに、どこか非現実的な空間を想像させます。そこにペタペタと放射線量を記入した白黒のシールを貼る。

その組み合わせ方のギャップ。大学生ならではの発想ですね。


■いろいろな情報を地図で表現

同じく情報デザイン学科には、さまざまなインフォメーションを盛り込んだ地図の展示もありました。
紹介した以外にもいろいろありました!


・多摩美彫刻絵図
ずっとそこにある彫刻の存在感に、歴史上の妖怪の姿を重ね、ひとつひとつの姿や形を浮きだたせるように描いた絵図。立派な巻物とセット。



・The Ground Map of TAU(たまびじめんおとまっぷ)
地図上のその場所を聴覚で感じる地図。砂利道はざくざくした音、テニスコートではテニスをプレイする音など、地点をクリックすると音でその場所を楽しむことができます。



・ぼっちず
「ひとりでのんびりひるごはん」をコンセプトにした、一人になりたい人向けのおすすめスポットが一目でわかる地図。逆に友だちから見つかりやすくなるリスクも!?




■地図を用いたフォントも!
他には、情報デザイン学科には地図を使ったフォントも展示されていました。
「想いを伝える地図 -MAP FONT-」。少しノスタルジックなフォントとなっています。



■地域性をデザインで表現
最後に、テキスタイルデザイン学科。
その地域の植物をモチーフとして、ゴミ箱をデザイン。住人のエリア区分の違いによるごみ出し間違えを無くそうという試みです。


うーん。ごみ箱にしておくのはもったいないくらいの美しさ。
視覚的に自分の住んでいる地域を意識するというのは、直感的かつエリア愛も感じられていいなと思いました。


■まとめ
美大生により考え出された地図表現。そして地域性。
本来のお仕事上で考え、目にする地図とは異なった視点から誕生したクリエイティブに触れ、とても面白い体験となりました!

もっと質問してみたいと思うこともたくさんありましたが、あまりお話しができず持ち帰ってしまい、今思うととても残念です。

また機会を見つけて、他の大学にも訪れてみようと思います!


[おまけ]
今回のオープンキャンパス。訪問した一番のお目当ては、「あそびのデザイン」の体験でした。
その場でしか遊べないというゲームに、ついつい夢中になってしまいました!

下の写真でご紹介したゲームを作ったのは、情報デザイン学科の3年生のみなさん。4月からオープンキャンパスまでの3か月間で新しいゲームを考えます。どれも「始め方」から「終わり方」まできちんと設計されています。

子どもも大人も楽しめるので、来年はぜひ参加してみてくださいね。





Written by Chie (@crispytaffy)