2012年3月20日火曜日

韓国でチェックインサービスを使って気づいたこと

こんにちは。Chieです。
前回から時間が経ってしまい、久しぶりのブログ更新となってしまいました。。。

仕事が落ち着くタイミングを見計らい、先週リフレッシュも兼ねてソウルに行ってきました。


この旅で体験したかったこと。
それは、「日本で使っているサービスを海外でも使ってみる」ということです。

普段の旅では、あらかじめガイドブックで観光地やお店などを決め、ルートをイメージしながら、それをこなしています。今回は何度も訪れているソウルということもあり、あえて日常のネット癖やサービス使い勝手がどう変わるか比べてみようと思いました。

以前もブログに書きましたが、私はチェックインで行動ログを記録することを習慣にしています。
日常的に利用しているのはfoursquare。それ以外に、旅先やランドマークの近くを通るときはロケタッチ、コメントや写真と一緒に投稿するときはFacebookのチェックイン機能も併用しています。

そのため、チェックインサービスをターゲットに。

空港でWiFiルーターをレンタルして、準備OK。
日本で生活するときと同じく、常にネットにつながる状態で滞在しました。複数のサービスをいろいろ試してみたかったのですが、結果として、foursquareでのチェックインで手一杯となってしまいました。

いくつか気づいた点があったので、その中から改善されるともっと便利だなと感じた課題を2つほどまとめてみます。


(1)ハングルだとスポット名が探せない

目的地や今いる場所を探すとき、海外ではカタカナが頼りですよね。ガイドブックやインターネット検索もカタカナで、読み方を把握できるよう表記されています。

ところが、foursquareでは統一言語で世界中のスポットが表示できるわけではありません。
自分自身で、チェックインしたいスポットかどうか、判断する必要があります。ハングルしかない場合、スポット詳細の地図を見たり、ハングル表記を探して一致しているか確認します。

これが一苦労。

「남서울민물장어」というハングルは「ナムソウルミンムルチャンオ」と読みます。韓国式のうなぎのお店なのですが、foursquareではハングルだけしか表示されません。アルファベットでの検索もできないので、お店のメニューと対照しながら正しいスポットを探し当てます。

また、店名が漢字のケースもあります。
例えば「必敬斎」というお店。読み方は「ピルキョンジェ」。

漢字から連想する読み方は「ヒッケイ○○・・・」だったので、「h」で検索していました。結局、読み方をネットで調べて、アルファベット検索。
こちらも効率的ではありません。

今回のチェックイン履歴を2画面ほどキャプチャしてみました。韓国語、英語、ときどき漢字。統一感のある履歴にはなりません。後で見ても、何のお店だったか忘れてそう。




(2)海外のスポットだとシェアしても伝わりづらい

そうやってがんばってチェックインしたとします。

foursquareでは、TwitterやFacebookと連携しているので、チェックイン履歴は友だちにシェアできます。

ただし、スポット名がハングルだけの場合、どこでチェックインしたのか、何をしているのか、普段つながっている友だちには伝わりづらい結果となります。


「서서갈비」というお店では、ドラム缶でカルビを焼いて立ったまま食べるスタイルが特徴的。せっかくなのでドラム缶の写真を投稿してみたのですが、「I'm at 서서갈비(서울특별시)」というチェックイン情報と写真だけでは、何を投稿したのか見当もつかないですよね。
#写真がイマイチというのは置いておいて^^;



ちなみに、美味しかったのでご紹介。
「ソソモンヌンカルビチッ」というお店で、テレビでも取り上げられる立ち食いカルビの有名店のようです。
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=1696

■まとめ
今回「日本で使っているサービスを海外でも使ってみる」ということで、私の場合はチェックインを例にとりました。他にも路線検索や地図、イベント探しや友だちとの情報共有など、いつも使っているのと同じ使い勝手を求めたいサービスは人それぞれにありますよね。
やはり、外出先で使う場面が増えるからこそ、普段の使い心地をどこでも手に入れられると嬉しいなと思います。

私が感じた使いづらさは、「言語の壁」です。
海外でサービスを利用するときに、一番最初にぶつかる壁ですね。
普段は触れる機会が少ない言語の場合には、そう感じる場面が多いように感じます。
「乗り換え駅を通り過ぎていないかな?」「このお店は行きたかったところだろうか?」など。

一番の理想をいえば、いつも使っている言語で同様のサービスが使えること。
特に外出先で判断までにあまり時間をかけたくない場面では、そう感じました。

また今回はスポットを探すときに、少し粒度が細かいスポットも上位に出ていました。
ソウル駅1番プラットフォームとか、旅行のときにはあまり使わなさそうです。
日常生活なのか観光目的か、ユーザーが優先的に必要な情報をフィルタリングできるサービスがあってもいいかもしれません。
例えば、いつも飲食店を日本で探しているときは生活者視点、ときどき別のエリアに移動したときは旅行者視点など。そうすることで、情報を選ぶ手間が軽減されそうだなと思いました。

また今回は時間がなくて、韓国オリジナルのサービスを利用できなかったのが心残り。
一部店舗では日本人観光客をターゲットとしたガイドブック発行などおこなっています。


次に訪問する際は、韓国生まれの日本人向けサービスも体験してレポートしてみたいです。


Written by Chie (@crispytaffy)

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