こんにちは。yumilcyです。
8月26日(金)14時から、アクロス福岡にてジオメディアサミットin福岡が行われました。
主催していているイベントで、位置情報関連サービス(ジオメディア)の普及と拡大を目指しています。
最近では大阪や名古屋など各地のスタッフの運営により、いろいろな地域での開催も増えてきています。福岡で開催されるのは今回が初めてということで、その様子をレポしたいと思います。
最初は、復興支援プラットフォーム「sinsai.info」について、関さんによる基調講演です。
震災時には様々なメディアが情報を発信していましたが、中でもヤフージャパンの被災地エリアガイドは23億6500万PVを記録しました。
関さんは個人でsinsai.infoを立ち上げ、ボランティアの皆さんと運営をしています。
ケニアのUshahidiというのオープンソース災害マネジメントアプリケーションを使ったので、shinsai.infoを素早く立ち上げることができたそうです。
これからは、ITを使った遠隔支援を刻々と変化する被災地のニーズに繋げたいとおっしゃっていました。
続いて、福岡大学都市空間情報行動研究所の斎藤参郎さんの講演です。
斎藤さんは、街での回遊行動や消費者行動の分析を研究しています。
博多シティ開業にともない、天神と博多の人の流れを調査したところ、天神は5%減、博多は36%増とほぼ予想通りになったそうです。回遊行動から街の活性化を目指すというのは、とても興味深く、素晴らしいと思いました。また、斎藤さんのプレゼンはとても面白く、大宰府の歴史の散歩道が7kmと長過ぎるというお話では、会場の皆さんが思わず吹き出していました。
続いては、パネルディスカッションです。小山さんがモデレーターでした。
パネラー
・古川 浩 (PicoCELA株式会社CTO、九州大学教授)
・荒川 豊 (九州大学大学院システム情報科学研究院 助教)
・永里 壮一 (メカトラックス株式会社 代表取締役)
・尾野 徹 (株式会社コアラ 代表取締役社長)
技術的なお話が中心でしたが、株式会社コアラの女性陣が作っているアプリの紹介もありました。
「物欲のまち」というアプリで、ファッション店が探せたり、コーディネートを投稿・閲覧できるそうです。
最後はライトニングトークです。どれも面白いサービスで、時間があっという間でした。
有限会社デザイン見聞録の細川さんによる、「現場をつなぐ、心をつなぐ、ガテン系位置情報共有サービス」は、工事現場で働いている方が現場に入ったときにチェックインするという非常にユニークなサービスです。
ネクストシステムの藤田さんの「攻殻機動隊ARアプリ」は、ティ・ジョイ博多の劇場ロビー内でかざすと、タチコマなどのキャラクターが登場する映画の世界観が溢れるアプリです。
ジオメディアサミット in福岡、とっても面白かったです!!
【おまけ】
ティ・ジョイ博多で攻殻機動隊ARアプリを使ってみました。
キャナルシティに、パネルディスカッションにご登壇されたPicoCELA株式会社の古川さんのアクセスポイント「PCWL-0100」がありました。
foursqareでチェックインしようとしたら一蘭が見つかったので、懇親会を抜けて一人で食べに行ったところかなり不審に思われました。おわり。
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