2012年8月10日金曜日

近所の小さなお店に投資できる「smallknot」で自分の地域を育てていく


こんにちは、 @picacch です。
今日は、TeckDollさんの記事で最近知った「Smallknot」というWebサービスから、自分たちの手で地域を育てていくことについて考えたいと思います。




近所の小さなお店に投資する

自分の家の近所にあるカフェ、レストラン、地元スーパー、美容院、ヨガ教室などのお店や企業。
「Smallknot」は、それらの小さな企業に対して、直接お金を支援することができるサービスです。
去年の10月にローンチしたサービスだそうで、今はニューヨークのブルックリンなどの企業が参加しています。




クラウドファンディングのローカル版

最近、ネットを通じて不特定多数の人から資金を集めるクラウドファンディングが定着しつつあります。
日本だと「READYFOR」や「CAMPFIRE」が有名ですかね。
それらのサービスを実際に使って、何かを実現したい人たちが自分のしたいことをプレゼンテーションして、多くの支援金を集めています。

「Smallknot」は、そういったクラウドファンディングの地元限定版といった感じで、自分の身近な地域にあるお店を支援することをコンセプトにしています。
クラウドファンディングによって、遠くの誰か知らない人のプロジェクトを支援することが可能になりました。
でも実はすぐ近くのあのお店、あの人にお金を届けるという形の支援もなかなかできそうでできていないことですよね。




自分たちの地域は自分たちで育てていく

私が「Smallknot」をいいなと感じたのは、身近なお店を支援することで、結果的に地域全体を育てていくことに繋がると思ったからです。

例えば「無線LANを導入したい」というお店があるとします。
私としては、近所に無線LANを使って仕事をできる拠点が増えるので嬉しいので支援します。

また「ヨガ教室を開きたい」という人がいるとします。
私としては、近所にヨガをできる場所がオープンするのは嬉しいので支援します。

シャッター通りになってしまった地元商店街に活気を取り戻すために「カフェを開きたい」という人がいるとします。
私としては、近所の商店街の開いているお店が増えれば便利だし楽しいので支援します。



そんなふうにして自分が少し支援することで、そのお店や企業からはRewards(お礼)としてグッズやサービスがもらえます。
そしてそういう小さな支援を積み重ねていけば、結果として自分の住んでいる地域をどんどん住みやすい場所にしていくことができます。


地域を育てる繋がりをつくる

たまたま近くに住んでいる、近くで働いている、それってすごく重要で、もっとそれをキーに人とお店、人と人とを繋げられると思います。
そういう繋がりが地域を育てていく種になるのかなと。



その繋がりをつくる仕組みとして、ネットや位置情報系の技術はまだまだ力を発揮できるのかなと。
この「Smallknot」は、そういう点ですごく面白いなと思いました。
(もう少しローカルな繋がりを生む何か新しい仕掛けが欲しいところですが。)

日本でも、というか日本の地方でもこういうサービスが普通に使われるようになるといいなと思います。






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