2012年4月17日火曜日

チェックインなんていらない!行った場所を自動記録してくれるiPhoneアプリ「Placeme」を試してみたよ


こんにちは、picacchです。
今日は、新しいライフログ系スマホアプリのご紹介です。



■ チェックインはめんどうくさい

このブログを読んでくださっている方なら、毎日のようにお店や施設にFoursquareやFacebook、ロケタッチなどでチェックインしてると思います。
私も行った場所の記録、友達へシェアするために、よくチェックインしてます。

自分の行動履歴を残すという意味では、漏れ無くチェックインしたいんだけど、面倒くさいし、そこまでするか的な気持ちもあって、新しい場所に行った時や、何か伝えたいなって思った時くらいしかチェックインしてないです。

でも、
やっぱり残しておきたい!自分の行った場所、行動の記録。
というわけで、先日リリースされた「Placeme」ってアプリを試してみました。




■ 自分の行った場所を自動的に記録してくれるスマホアプリ

PlaceMe は、元 Google 社員によるスタートアップ企業 ALOHAR Mobile が作ったアプリで、iPhoneとAndroid両方に対応してます。
ここでは、iPhone版を試してみました。
日本のAppStoreからではダウンロードできないみたいなので、usのAppStoreからダウンロード。



アプリのコンセプトは「いつも自分の行った場所を覚えておこう」といった感じで、

  • チェックインなしで自動的に
  • 自分だけのプライベート情報
  • 簡単に自分の記録を検索可能
というシンプルなものです。


■ さっそく1日記録してみた

アプリを起動して、記録をONにして、1日記録してみました。
その結果はこんな感じ。




第一印象は、かなりいい感じ。
地図ビューとリストビューでその日の行動を確認できます(上の地図ビューのスクリーンショットは1日の一部です。全体だとあまりにも私の行動範囲がバレバレで)。
会社に7時間22分いたとか、駅で電車待ちで9分いたとか、そういうのがわかります。
それにしても自分の行動が一目瞭然でちょっとコワイかも。




それぞれの場所の名称や位置を編集できるので、家とか会社という自分の情報も付加できます。
ただそのへんの挙動がどうもあやしく、うまく編集できませんでした。
それと英語POIしかないので、日本で使うにはデータ的にいまいちかも。

■ まとめ

1日の行った場所の記録的には、自分の感覚とほぼ一致していて、ライフログとして十分使えるものだと感じました。
今はPlaceMeで記録したデータはアプリ内でしかみれないっぽいので、EvernoteやGmailにエクスポートできるといいなと思います。
あとは日本のPOI情報が充実すると嬉しい。

TwitterもFacebookも友達に公開しよう!が前提のサービスですが、Placemeのように自分のためのプライベートな情報を記録するってサービスもやっぱり面白い。

今の自分を記録し、レビューすることで、未来の自分につなげる。
記録マニアとしては、これからも記録=ライフログを続けていこうと思います。

2012年4月9日月曜日

「スポットまとめ」が増えると、おでかけが楽しくなる?

こんにちは。Chieです。

4月に入り、東京は一気に暖かくなり、今週末はお花見日和でしたね!
桜を片っ端から愛でようと、自転車に乗ってぶらぶら。すっかり日焼けしてしまいました。

ところで、おでかけの目的地選び、困るときありますよね。
例えば今日の私。桜の木の写真を撮りたいけど、どこに立派な木があるかわからないので、感性にまかせて移動してしまいました。予定外に遠くまで行ってしまい、往復で合計5時間も自転車に乗ることに。

目的地がはっきりしないのはリスクがある。
でも思い立つのは当日なので、わざわざ調べるのは時間がかかるし面倒。
行く先々で、移動する度に、程よい選択肢やルートがオススメされるといいなぁといつも思ってしまいます。

そんなときに参考になるのが、「スポットの人気度」に加えて、「組み合わせ(まとめ)」です。

この1~2年で、スポットがまとめやすいジオサービスは増えてきました。

Naverまとめ
ロケタッチガイド
Yahoo!ロコ キープリスト
foursquare cities
Rettyまとめ


■都市の魅力はユーザーが引き出す

先月、foursquareが「Global city badge」というコンテストを実施し、3月29日に結果発表がありました。

[Mar 29th, 2012 / Global city badge winners announced! #4sqCities]
http://blog.foursquare.com/2012/03/29/global-city-badge-winners-announced-4sqcities/

昨年8月にリリースしたリスト作成機能を利用して投稿、選ばれたリストの都市には、特別なバッジが作られるというものです。
現在すでに25都市に特別なバッジが作られています。
日本国内だとSakuraバッジがあります。
この特別なバッジは、リストの中から5つのスポットにチェックインするともらえます。


私は62スポット中、9個チェックインしています。
バッジはもらえたけど、まだまだMUST-SEEは見逃しているようですね。

さて、今回選ばれたのは世界20都市。
アジアでは、次の3つのリストが選ばれています。
ドーハ(カタール)
ムンバイ(インド)
ソウル(韓国)


■「スポットまとめ」と「Facebookの友だちからのオススメ」の違いとは?

foursquareの場合、特別なバッジの存在により、ユーザーがチェックインする動機付けを行っています。
ただ、「バッジが欲しいからリストを活用する」のと、「おでかけのきっかけにする」「おでかけ先での満足度を高める」のは大きく異なります。

リストがあれば、土地勘のない都市に行く前には、たくさんのスポットから目的地の候補を絞るきっかけになります。
でも、リストの中にあるエリアで満足するか不安で、決め手にかけてしまいます

先日こんな経験がありました。
下北沢で開催された友だちの展覧会に行くことにしたのですが、数年ぶりなのでお茶するお店さえよく知りません。

そこで当日朝、Facebookで次の呼びかけをしました。

「下北行くならここも行くべき、なお店が知りたいな。2年ぶりくらいに行くので、観光気分。」

すると、友だちから次々にオススメのお店の情報が。

「いつも一蘭のラーメン行くけど、どこにでもあるw」
「ベアーポンドエスプレッソと、La Palletっていう喫茶店はおすすめです!」
「スパイスキッチン ムーナのカレーオススメです!ちと歩きますがトロ コーヒー&ベーカリーも!」
「納豆ドーナツ!と一番街のパン屋さん。あとビレバン行ってください!」

紹介されたお店の数は合計8件。
内訳は、ランチが2件、カフェが3件、持ち帰りグルメが2件、ショップが1件。

そして、当日の私の行動はというと、8件中5件訪問。60%達成でした。
また、オススメのスポットに行く途中に通りがかったお店にも寄り道できて、今までで一番下北沢を満喫できました。


もちろん、友だちからの情報だったのは大きいと思います。

ただ、日頃とても接点が多く、日常の生活をよく知っている友だちばかりとは限りません。どんな個性を持っているか、オンラインでの投稿情報から得ることが多いといえます。Facebookの友だちとスポットまとめを作った人との違いは、「どんな人か?」「何を楽しいと感じるか?」といった個性が見えているかどうかとも考えられます。

■まとめ

スポットまとめ系サービスは、機能はどれも使いやすいのですが、投稿者や閲覧者の反応や気持ちなどの個性を伝える構造になっていません。また、「まとめる人」を「見る人」が評価する構造になっている気がします。そのため、リスト作成自体のハードルが高いように感じ、緊張してしまいます。

もちろん、きちんと考えて編集されたスポットまとめのほうがクオリティは高くなります。ただ、ユーザーがレコメンドに期待するのは、自分たちの多種多様なニーズにヒントや発見を与えてくれるか、ということ。そして、少しでも成功体験を得てもらう機会を増やすためには、より自分に近いと感じられるところから発信されている情報であることが大事になってきます。

すなわち、リアルの友だちや個性が見えるソーシャルなつながりでのコミュニケーションの延長に、スポットまとめがあることが大事なんだと思います。気軽にまとめられて、期待に応えられる。そのためにも、いろいろなバリエーションやシーンに対応できるだけの投稿数も必要になります。

最近気になる事例は、Rettyが提供する「行きたい」ボタン。ユーザーからの評価(いいね)だけではなく、お店に対して「行ってみたい!」という反応があるのはおもしろいなと思います。まったく知らない方でも、いつもラーメンに反応する人がいると、「ラーメン好きなのかな?その人の行ったお店見てみようかな?」という気になってきます。


タイトルで問いかけた、「スポットまとめ」が増えると、おでかけが楽しくなる?
その答えは、「きっと!」。

スポットまとめに影響されて、食べ歩きをしたり、週末どこかへでかけてみよう、なんて機会が増えていくといいですね!


Written by Chie (@crispytaffy)

2012年3月20日火曜日

韓国でチェックインサービスを使って気づいたこと

こんにちは。Chieです。
前回から時間が経ってしまい、久しぶりのブログ更新となってしまいました。。。

仕事が落ち着くタイミングを見計らい、先週リフレッシュも兼ねてソウルに行ってきました。


この旅で体験したかったこと。
それは、「日本で使っているサービスを海外でも使ってみる」ということです。

普段の旅では、あらかじめガイドブックで観光地やお店などを決め、ルートをイメージしながら、それをこなしています。今回は何度も訪れているソウルということもあり、あえて日常のネット癖やサービス使い勝手がどう変わるか比べてみようと思いました。

以前もブログに書きましたが、私はチェックインで行動ログを記録することを習慣にしています。
日常的に利用しているのはfoursquare。それ以外に、旅先やランドマークの近くを通るときはロケタッチ、コメントや写真と一緒に投稿するときはFacebookのチェックイン機能も併用しています。

そのため、チェックインサービスをターゲットに。

空港でWiFiルーターをレンタルして、準備OK。
日本で生活するときと同じく、常にネットにつながる状態で滞在しました。複数のサービスをいろいろ試してみたかったのですが、結果として、foursquareでのチェックインで手一杯となってしまいました。

いくつか気づいた点があったので、その中から改善されるともっと便利だなと感じた課題を2つほどまとめてみます。


(1)ハングルだとスポット名が探せない

目的地や今いる場所を探すとき、海外ではカタカナが頼りですよね。ガイドブックやインターネット検索もカタカナで、読み方を把握できるよう表記されています。

ところが、foursquareでは統一言語で世界中のスポットが表示できるわけではありません。
自分自身で、チェックインしたいスポットかどうか、判断する必要があります。ハングルしかない場合、スポット詳細の地図を見たり、ハングル表記を探して一致しているか確認します。

これが一苦労。

「남서울민물장어」というハングルは「ナムソウルミンムルチャンオ」と読みます。韓国式のうなぎのお店なのですが、foursquareではハングルだけしか表示されません。アルファベットでの検索もできないので、お店のメニューと対照しながら正しいスポットを探し当てます。

また、店名が漢字のケースもあります。
例えば「必敬斎」というお店。読み方は「ピルキョンジェ」。

漢字から連想する読み方は「ヒッケイ○○・・・」だったので、「h」で検索していました。結局、読み方をネットで調べて、アルファベット検索。
こちらも効率的ではありません。

今回のチェックイン履歴を2画面ほどキャプチャしてみました。韓国語、英語、ときどき漢字。統一感のある履歴にはなりません。後で見ても、何のお店だったか忘れてそう。




(2)海外のスポットだとシェアしても伝わりづらい

そうやってがんばってチェックインしたとします。

foursquareでは、TwitterやFacebookと連携しているので、チェックイン履歴は友だちにシェアできます。

ただし、スポット名がハングルだけの場合、どこでチェックインしたのか、何をしているのか、普段つながっている友だちには伝わりづらい結果となります。


「서서갈비」というお店では、ドラム缶でカルビを焼いて立ったまま食べるスタイルが特徴的。せっかくなのでドラム缶の写真を投稿してみたのですが、「I'm at 서서갈비(서울특별시)」というチェックイン情報と写真だけでは、何を投稿したのか見当もつかないですよね。
#写真がイマイチというのは置いておいて^^;



ちなみに、美味しかったのでご紹介。
「ソソモンヌンカルビチッ」というお店で、テレビでも取り上げられる立ち食いカルビの有名店のようです。
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=1696

■まとめ
今回「日本で使っているサービスを海外でも使ってみる」ということで、私の場合はチェックインを例にとりました。他にも路線検索や地図、イベント探しや友だちとの情報共有など、いつも使っているのと同じ使い勝手を求めたいサービスは人それぞれにありますよね。
やはり、外出先で使う場面が増えるからこそ、普段の使い心地をどこでも手に入れられると嬉しいなと思います。

私が感じた使いづらさは、「言語の壁」です。
海外でサービスを利用するときに、一番最初にぶつかる壁ですね。
普段は触れる機会が少ない言語の場合には、そう感じる場面が多いように感じます。
「乗り換え駅を通り過ぎていないかな?」「このお店は行きたかったところだろうか?」など。

一番の理想をいえば、いつも使っている言語で同様のサービスが使えること。
特に外出先で判断までにあまり時間をかけたくない場面では、そう感じました。

また今回はスポットを探すときに、少し粒度が細かいスポットも上位に出ていました。
ソウル駅1番プラットフォームとか、旅行のときにはあまり使わなさそうです。
日常生活なのか観光目的か、ユーザーが優先的に必要な情報をフィルタリングできるサービスがあってもいいかもしれません。
例えば、いつも飲食店を日本で探しているときは生活者視点、ときどき別のエリアに移動したときは旅行者視点など。そうすることで、情報を選ぶ手間が軽減されそうだなと思いました。

また今回は時間がなくて、韓国オリジナルのサービスを利用できなかったのが心残り。
一部店舗では日本人観光客をターゲットとしたガイドブック発行などおこなっています。


次に訪問する際は、韓国生まれの日本人向けサービスも体験してレポートしてみたいです。


Written by Chie (@crispytaffy)

2012年3月1日木曜日

あの日どこ行ったっけ?がわかるライフログサービスたち

こんにちは、picacchです。
今日は、前回のChieちゃんの「自分の行動ログを振り返ってみた。」に引き続き、最近良く耳にするライフログに関するネタです。

ライフログと一言でいってもいろんなモノがあります。
要は人生の記録なので、日記や家計簿ももちろんそうですし、ジオガールズブログの読者の皆さんならよく使っているであろうFoursquareやFacebook、Twitterも使い方によっては立派なライフログですね。
今回は、特に「Where = どこに行ったか」を記録したり加工したりできる2つのiPhoneアプリ&サービスを紹介します。



■ 自動で毎日の移動を記録してくれる「Google Latitude」
Google Latitudeというと、位置情報を家族や友人と共有するサービスというイメージがあると思いますが、実は移動記録をバックエンドでずっと記録してくれます。
そのためには、Google Latitudeアプリをインストールして、設定画面で現在地の送信方法を「現在地を自動検出」に、オプションのバックグラウンド更新をオンにしておく必要があります。(ちなみにGoogle Latitude上で友達がいる方は、友達ごとに「現在地を非表示」設定しておかないと、自分が今どこにいるのかバレちゃうので公開したくない場合はご注意。)


これだけで毎日毎日の移動を自動的に記録してくれます。
移動記録は、iPhoneアプリからは見ることができず、PCからGoogle Latitudeにアクセスして確認できます。



1日単位で移動軌跡を地図上に表示してくれるので、あの日どんな行動をしてたのか一目瞭然です。
ちなみに測位はGPSではなくて3Gの基地局から推測しているものなので精度は高くないですが、1日の行動の概要を知るには充分な精度です。


■ FoursquareやFacebookなど位置情報を組み合わせて1日の移動記録をつくる「Tripmeter」
Tripmeterは、「1日の移動をマップにまとめよう!」がコンセプトのiPhoneアプリ&Webサービス。


Google Latitudeが自動的に記録してくれるのとは対照的に、こちらは手動で各サービスでチェックイン、さらにそれを手動で組み合わせて1日ごとの移動記録を作るものです。
Google Latitudeの記録はとても生々しいので(全行動がバレる)とても公開しようとは思いませんが、Tripmeterは自分が公開したい場所だけピックアップして記録を作れるので、旅の記録など人に見せたい1日を作るときに適しています。

iPhoneアプリはとても使いやすく、簡単にある日のマップを作れます。
まずは連携サービス(Facebook、Foursquare、Twitter、Instagram)を設定します。
マイマップのマップを作成画面で過去30日間からマップを作りたい日を選択すると自動的にその日のチェックイン情報などを読み込んでくれます。


個別に非表示にしたいものを選択することもできます。
よく出来ているなーと思ったのが、ポイントごとに公開する位置の精度を「実際の場所」「小さな円」「大きな円」という3段階で設定できる配慮がされている点です。


自宅や友人の家などポイントとしては公開したいけど、詳細な場所は知られたくないというニーズにしっかり対応しているなと感じました。

作成した1日の記録は、FacebookやTwitterに公開でき、またブログに貼り付けることも可能です。




■ まとめ
ライフログはその人の行動履歴がわかってしまうため、サービスを提供する側も自分自身も十分に気をつけて扱わないといけないデータです。
でも、過去の自分を知ることは、未来の自分にとってとても有益なことだと思いますし、何よりも記録を振り返るのは面白いです。
あー、自分ってこんな生活、生き方をしているんだなというのがよくわかるので。
目的に合わせて、自動記録or手動記録、位置精度の高いor低い、公開or非公開などをうまく組み合わせることで、まだまだ面白いことがたくさんできそうな分野だと思います。